★「新左翼ーブントの歴史」(年表)について ★Top pageリベラシオン社
(1)「新左翼ーブントの歴史年表」としたのは、個人的には「革命的左翼」としたいのですが、共産党、社会党、総評等の歴史も少し加えていますし、
今日では大仰に構えるよりも一般的な呼称としただけです。この約60年間の「新左翼」の呼称の変遷は、驚くほどです。
「政治(運動)史」としては、選挙・議会・内閣・政策の領域もありますが、ほぼカットしています。
又、国際的、国内的な政治・経済の事項もほぼカットしています。「社会主義ー共産主義」運動上は、重要な関係がありますが、「年表」の厖大化になりますので、カットしました。
他意はありません。
(2)「1968年」「全共闘」等の再考された時期もあって、学生運動(文化運動)については、様々な歴史書、研究書が刊行されいます。最近では、「趣旨」に少し疑問がありますが、
各大学の学園闘争(又は「紛争」)の資料が収集され記録され、WEBでもアップされています。
私の違和感は、「新左翼=学生運動」観と議論です。労働運動、社会運動の領域(反戦派労働運動、医学連・青医連、生協運動、文化運動)が欠落している事です。
突出する学生運動ー政治運動のみでは無く、労働運動、社会運動 への波及力があって、全体的な「新左翼」の拡大再生産が可能であったと思われます。
又、共産党、社会党に対する「新しい社会主義・共産主義」運動という視点が欠落している点です。
(3)第一次ブントについては、回顧本が様々に出され、好意的評価と事実関係もおおよそ明らかにされています。第二次ブントについては、「主体的」(分派)とも言えるが、
分派指導者の少し自画自賛的な回顧本しかなく、第一次ブン解体と再建過程と第二次ブントそして分派闘争過程の「通史」的記述が無いと思われます。
「新左翼ーブントの歴史年表」は、少しは全過程を網羅した次第です。
又、多くの書籍の言及が、「70年安保」(又は「連合赤軍」)で終わっています(「新左翼」の後退、「終焉」と言われる点は、別途「総括」が必要ですが、
ここでは、触れません)。そして、「新左翼」は、歴史化されました。
しかし、歴史が「終焉」したでは無いように、今日に至る「新左翼」の苦闘の持続を明記した次第です。
(4)共産主義者同盟(ブント)を中心に、新左翼諸党派(革共同系、構造改革派系、中国派系、社青同派系)の組織的経緯を記載しています。
新左翼諸党派の記載は、追々付加していったので、少しわかりづらい事を、ご理解ください。組織的経緯を中心にしたのは、政治主張・理論、集会、闘争、運動領域は、
既存の書籍で縷々記されいるからです。関西に偏在しているのは、作成者が関西在住であること、比較的に関西ブント系の資料に依拠しているからです。
他意はありません。諸集会(闘争)も記載しましたが、主要なもののみとなっています。
(5)月日、集会(会場)名称、組織名称、機関誌紙名、ペンネーム(本名)については、公表、公開されている限り、正確に記したつもりです。
通常、対権力防衛上、月日が公開されていない場合が多くあります。
しかし、すでに「大昔」のことであり、「時効」であり、当該組織、当事者の「記憶」もはっきりしない場合があると思われます。
様々な書籍の記載も相違がある(ネット検索も)。歴史的には、詮索無用と思いますが、「年表」上すっきりしない感があります。 正誤の指摘、追加情報等を、お願いいたします。
(6)参考文献は、ブント文献の「通史」でアップしています。あらかじめ、言いますが、私は「共産趣味者」では無いです。しかし、「2チャンネル」等の新左翼ネタも「利用」しました。
正誤が混濁していますが、私の判断で記載した部分もあります。もうネタが尽きたようです。他方、機関誌紙等の調査に依拠した、真摯なWEBも登場しています。
参考WEBは下記です。
●戦旗派コレクション
●新左翼各党派機関紙・冊子
●ボリューム(E)
●ROSENOTE 戦後医学生運動史・年表
●BUND JP 旗旗
●レッドモール党
●民学同の歴史を考えるサイト
●残されたもの
●現代革命論争資料蒐集
●Geogle
●Wikipedea
(7)最後に、第二次ブント関係者の皆さんからの、個人的教示を付加しています。ただし、あまり検証はしていません。何かしら「極秘事項」でも無いと思われますので、
「忘却」されないため、現時点で公開しました。教示ありがとうございました。
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